ヒューイ日誌

考えたことを発信するのが目的ですが、具体的な形は見えていないので、書きながら作って行きます。

「早起きの技術」〜古川武士 メモランダム

 「会社に間に合う時間にあわせて起きています」といった受動的な生活ではなく、自分が主体的に「早起き」できるよう生活を見直し、さらには自分ができていなかった大切なこともしっかりやって、人生の主導権を取り戻しましょうという本。

 

▼重要なのは「寝る時間」へのフォーカス

 早起きするための様々な「技術」が紹介されているが、最も役に立った助言は「早く寝れば早く起きられる」ということ。たしかに自分は7時間くらい寝ないと翌日は終日、全体的に頭が冴えず体がダルイことが多い。この睡眠時間を確保するため、逆算して、きちんと「寝る時間」を守れるように集中しましょう、というのはもっともな助言である。

 

▼「早起き」を通じた理想生活の想像

 スケジューリングに際しては、まずは自分にとって本当に大切なこと、つまり「緊急性はないけど重要なこと」を埋めていきましょう、ということ。この時点では現実とかではなく、まずは理想だけを考える。たとえば英語学習、ジョギング、リラックスタイム、日記など振り返って満足できることに、時間を割り当てることが大事。

 その上で、現状の生活習慣を把握し、ギャップを明確にすることで理想の習慣に近づけていきましょうということ。スマホ・ネットに実は数時間も費やしていた、なんてことは以外に多いもの。また、飲み会などイレギュラーの日は往々にしてあるものだけど、これについては「3日以上連続で続けない」こと、といった対処をすればいいとのこと。

 

▼所感

 寝不足だと生産性が低下し、学ぶ意欲なども全然出ない。
 また一日を振り返って、自分の理想に近いことができていないと、罪悪感はじわじわと広がり、精神的にも悪循環に陥ってしまう。

 この本を読んで実践したいと思ったのは、7時間睡眠を取れる時間に寝ること、また自分がやりたい重要なことを優先的に行うこと、ということでした。